湿邪の時期です

横浜市の鍼灸院　はな鍼灸治療院です。


湿気の強いシーズン到来です。梅雨時は風邪や寒邪、湿邪の3つの病邪が重なることもあり、不快な季節です。暖かくなったなあと思ったとたん「梅雨寒（つゆざむ）」です。

今年はこれに東洋医学でいう「疫癘」も重なって、これらの外邪から（外から侵入してくるもの）身体を守ることが益々大切です。

「疫癘」とは感染性や流行性の強い病邪のことです。ウイルスや細菌など、病原体を意味しています。今年は毎日のようにテレビの「新型コロナウイルスに何人感染したか」というニュースに不安をあおられるとても憂鬱な日々が重なります。これといった予防法も明らかではなく、ワクチンもまだ開発されていません。
ただひとつ言えることは、外邪に対抗できる正気とのバランスが大切で、正気が落ちる又は、外邪が強くなるなどでバランスが崩れて病の症状が現れます。でも、そこであなたの正気がしっかりしていれば、体力も保たれ、体温も適温に保持たれ、そして免疫力も保たれます。

適度な睡眠と栄養、体力、まだまだ油断は許せない状況を乗り切るためにも、そして到来した梅雨時の体調不良を乗り切るためにも不節制は控えましょう！

こんな時期は心地よいお灸で免疫力を高めましょう。

どんなツボにお灸をしたらよいか、次回のブログをお待ちください